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【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
サーボブレーキが何の事かよく分からない時など
どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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◆ サーボブレーキ(SERVOmechanism BRAKE) とは、
ブレーキブースターと呼ばれるブレーキ倍力装置をもつブレーキシステムの事をこういいます。
ブレーキペダルを操作する力が小さくても、バキュームや油圧の助けを借りて大きな制動力を得る倍力装置付きブレーキと なります。つまり、ペダルの操作で直接マスターシリンダー内のピストンを動かすのではなく、間にブースターを取り付けることで ペダルの踏力を軽くしマスターシリンダーを押す力を大きくし、キャリパーに伝わる力を大きくして、大きな制動力が得ます。
構造としては、ペダルを踏み込むと、サーボのコントロールバルブが開き、エンジンで発生している真空(バキューム)を利用して ダイアフラムを働かせて、ペダル踏力の3〜7倍ほどの力でマスターシリンダーを押すようになっています。
利用しているバキュームはエンジンが回転している時のみ発生するモノなので、エンジンを停止してバキュームの貯えが なくなるとサーボの効果もなくなります。エンジン停止中にブレーキを踏むと重たく感じるのはこのためです。
ニッサンの一部の車両には、より強力な【8インチ+9インチタンデムブレーキブースター】というタイプモノが装備されています。
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