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【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
エアブレーキが何の事かよく分からない時など
どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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◆ エアブレーキ(AIR BRAKE)とは、
通常は油圧ブレーキのブレーキフルードの替わりとして圧縮空気を使用しているブレーキシステムの事をいいます。 中型・大型のトラックや、バスなどに使われるブレーキシステムで、エンジンの回転を利用してコンプレッサーで圧縮空気を つくり出し、その空気を利用してブレーキのシリンダーを駆動するようになっています。
油圧ブレーキとは違って、ブレーキフルードのエア抜きが必要ないために、トレーラーなどの連結可能な車両に取り付けられる ことが多くなっているのですが、最大積載で丁度効くように設定されていますので、空車常態のときはペダルを踏み込んで しまうと、効きすぎてしまいます。そこで、排気ブレーキと併用してブレーキを使うようになっています。
ブレーキペダルにも特徴があって、普通乗用車などは上からペダルが降りてきていますが、このブレーキの場合は下から ペダルが出ています。大型トラックなどが停車した後に【プシュー】っという音が聞こえますが、あれはエアブレーキから圧縮空気 が抜ける音で、同じ様な音が聞こえる鉄道車両などにも利用されています。
また、現在では使用される事が少なくなりましたが、1955年ル・マン24時間レースでメルセデスベンツが使った、空気抵抗を 利用した補助制動装置や、ドラッグレースで使われるパラシュートなどもエアブレーキの一種とされています。
ベンツが使った補助制動装置とは、コックピットのすぐ後ろ側のボディパネルを油圧によって開いて、空気抵抗を極端に増大させ ブレーキの効果を持たせたもので、ナイトライダーの【KITT】がスーパー追跡モードでの制動補助装置としてBODYのいたる ところが開いていたのもこの種のモノとなります。
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