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【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
アクチュエーターが何の事かよく分からない時など
どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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◆ アクチュエーター(ACTUATOR) とは、
@自動車エンジンでは加圧を制御するための装置という事と、 A一般にアクチュエータとは【機械の筋肉】という意味でよく使われます。
@は、チャージャーなどの過給装置を持つエンジンでのコンプレッサーによる加圧を制御するための装置となります。 吸気の圧力(過給圧)を加圧する際、設定値を越えると、それ以上タービンが回転しないように排気をバイパスさせます。 この設定値を超える圧力を検知してバイパスさせる役目をするのが@となります。
加圧された吸気はインタークーラーからサージタンクに送られます。 ここから圧取り用ホースでアクチュエーターと結んで過給圧を検知することで、タービン回転を制御するようになっています。 タービンの回転を増やして過給圧を上げたいと思う時は、アクチュエーターに掛かる圧力を実際より下げることで実行できます。
Aは、エネルギーを動力に変換する装置のこととなります。
【電気エネルギー】【熱エネルギー】【化学エネルギー】【圧力】などを機械的な運動に変換して駆動させる装置のことをいいます。 一般的には機械の中で制御されて利用されるモーターや油圧、空圧の駆動装置といったものの事を指していて、 ロボットが手足を動かすのに使われている【サーボモーター】など、機会の筋肉として使われます。
考え方によっては、風車や水車、動物や人間の筋肉も化学エネルギーを機械的な運動に変換する非常に優れた 動力変換装置といえます。また、蒸気機関や自動車のエンジン自体も大きな意味ではこちらにはいります。
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