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【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
バルブ数が何の事かよく分からない時など
どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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◆ バルブ数とは、
【バルブ】と聞きますと、電球を思い浮かべる方も多いと思いますが、 ココでは、【弁】(パイプの途中や両端にあり、液体や気体の出入りを遮断したり流量の調整などのために、開閉できる装置) のことをさします。 自動車の場合、特にエンジンでよく使われる言葉で、シリンダーへの吸気/排気を制御するバルブがこれにあたります。 シリンダー(燃焼室)の数を表現する時、【0気筒】という言葉を使いますが、 普通、自動車エンジンの1気筒当たり【2バルブ】〜【5バルブ】使われるようになっています。
エンジンの吸排気効率はこのバルブによって左右されるわけですが、理論的に径を大きくすると吸排気がスムーズになり 効率的によくなります。 しかしその反面、バルブが重くなり制御しにくく、大きなスペースを必要とします。 そこで考えられたのが、バルブ一つを大きくするのではなく、小さくて軽いバルブをたくさん付けるという事。 現在のエンジンの多くは、小さくて軽いバルブを複数使うことによって吸排気通路を拡大しながら、 運動性能をUPさせることに成功しています。
バルブの形状としましては、学生の頃、理科の実験で見たことがある【フラスコ】の底面を 平らより少し中央をへこませたような形で、円や楕円形の形をしています。
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