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【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
atが何の事かよく分からない時など
どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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◆ AT(Automatic Transmission)とは、
自動車の自動変速機のことをいいます。 クラッチ操作が必要ないため、比較的ご年輩の方には【ノークラ】と呼ばれる方もいます。
当初は自動化した変速機能部分の事をATと呼んでいましたが、 現在ではクラッチ(トルクコンバーター)部分も含めてATと呼ぶことが多くなっています。 ATの機構としては、変速に段付きがないCVT式と、トルクコンバーターと複数段のギアを組み合わせた 通称トルコン式と呼ばれるオーソドックスなものとがあります。 基本的にアクセルとブレーキの操作だけでMT車で必要なギヤチェンジやクラッチ操作を自動的に変速していき、 走行状態にあったミッション選択をコンピューターで制御しています。
現在、市販車の約9割がAT車になっていて、 運転が楽なのが最大の特徴ではあるのですが、MTに比べると運転が楽な反面、伝達効率が悪いので、 燃費や動力性能で劣っています。
ATが普及し始めた頃は3速ATまたはODを付けた4速ATが多かったのですが、 最近ではコンピューター制御で学習機能を持たせたり、変速ショックを軽減してスムーズな走りを追求した5速ATも 多くなってきています。 また運転者の意図しないタイミングでギヤチェンジしたりするのでスポーツ走行には向かないとされていますが、 MTをベースにクラッチ操作を自動化したセミATや、マニュアルモードを付けてスポーティにしたものなど 様々なものでてきています。
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