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【保険自動車so-so用語辞書】は、いろんな自動車保険の種類や、保険やさんが使う言葉。
また、あなたの大切なお車の車検の時や、消耗部品を交換した時、修理工場からの請求書を見て
自賠責保険請求手続きの流れが何の事かよく分からない時など
どういった部品なのか、何に関係する言葉なのか解決していただければ幸いです。
国家認定車検整備工場時代の経験をもとに解説しております。
このサイトが、あなたのお役に立つ事ができれば嬉しく思います。
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◆ 自賠責保険請求手続きの流れとは、
自賠責保険は、任意保険と違って保険会社による示談代行サービスは無く、 自分で請求手続きをします。請求後、約1ヶ月程度で保険金が支払われます。 まずは、自賠責保険請求書類を用意し記入する事から始めます。請求書類は保険会社の窓口でもらう事ができます。
次に、請求書以外の必要書類を用意します。 提出必要書類とは、 @【保険金】【損害賠償額】【内払金】【仮渡金】の支払請求書・A交通事故証明書(自動車安全運転センターで発行)・ B診断書(後遺障害診断書(後遺障害がある場合)死亡診断書又は死体検案書)・診療報酬明細書・(医師に用意してもらう) ・C事故発生状況報告書・D省略のない戸籍(除籍)謄本・住民票又は戸籍抄本・請求者の印鑑証明書(市区町村役場で発行) ・E被害者側からの賠償金領収書(示談金受領者)・ F契約自動車が原動機付自転車又は軽自動車(二輪)等車検対象でない場合【標識交付証明書(写)又は届済証(写)】 G委任状及び委任者の印鑑証明書(委任を受けて請求する場合)の13点。
また、損害額を証明する書類として、@通院交通費証明書(被害者が作成)・ A付添看護料領収書(近親者の付添の場合は付添看護自認書/付添者)・ B示談書及び示談金領収書(示談成立の場合のみ/示談当事者)・ C休業損害証明書、確定申告書(控)、職業証明書等(勤務先などで発行してもらう) Dその他損害を証明する書類、領収書など・の5点。 計18点の書類です。 (これらの書類は、原本を用意し、提出することとされています) 提出書類の確認(記入漏れなど無いか)後、加害者の自賠責保険会社に提出します。 すると、保険会社から損害保険料率算定機構へ送付され、調査(事実関係の調査・確認)がはじまります。 事実関係の調査・確認とは、【当事者に事故状況照会】【事故状況発生状況書の確認(場合によって事故調査)】 【有責か無責かの決定】【医療機関に医療照会(後遺症がある場合には、本人との面接等)】【後遺障害等級決定】 【損害額の決定】などです。
事実関係の調査また確認後、損害保険料率算定機構から保険会社へ調査報告書を送付。支払額の決定にはいります。 そして、保険金支払いになるわけですが、損害保険料率算定機構の決定に不服 (支払額が少額・後遺障害等級が低いなど)がある場合は、 保険会社を経由して新たな医師の意見書または新しい証言・証拠を添付することで異義申立書を提出することができます。 それでも納得いかない場合は、再審査会で審議が行われます。
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